みなさま、ごきげんよう。
東京は連日の猛暑で暑さが身体に堪えます。
そんな時の涼の取り方は、やっぱり↓↓こうなってしまいます💦
左は所沢で醸造している地ビールですよ。※右はビールではありません
幸い私は痛風ではありませんで、プリン体摂取量が確実に増えていると思われる今日この頃です。
そして、今月は生魚、お寿司をかなり頻繁に頂いていて、かなり幸せです。
お寿司は、鶏のから揚げの次に大好物です。
さて、ご案内が直前になってしまいましたが、今月も自死遺族限定の集い「アルファの会@東京」が開催されますので、ご案内申し上げます。
自死遺族の会「アルファの会@東京」(高輪) | グリーフ・ケア | HUG Hawaii
2017年7月16日(日)
14:00~16:00
高輪区民センター 3階 会議室 で自死遺族限定の会「アルファの会@東京」を行います。
会場:高輪区民センター
〒108-8581
東京都港区高輪1-16-25(高輪コミュニティーぷらざ内)
高輪区民センターへのアクセスと地図
交通アクセス:都営三田線・東京メトロ南北線白金高輪駅(1番出口)から直結
参加費:無料
自死遺族は他の死別とは違う苦しみや悲しみを味わうことが多いです。
理解し合える人達と過ごすことで、癒されることがあります。
自死遺族ならどなたでも参加できます。
お問い合わせは、alpha@hughawaii.comまで。
主催はHUG Hawaiiで、今年4月から毎月1回自死遺族限定の会「アルファの会@東京」を開催しています。
Hug Hawaiiについては、以下をご参照くださいませ。
www.hughawaii.com
本来アルファの会はHug Hawaiiの会員様向けで、前日までに予約の必要があります。
しかし、2017年7月の開催会につきましては、出来る限り予約はしていただきたいのですが、当日の参加もOKとさせていただきます。
自死遺族の会というのは、同じ深い悲しみを抱える自死遺族だけでお話をしたりお話を聞いたりするだけの会です。
しかしながら、同じような経験をした人同士で集い、分かち合うことで得られることも少なくないと考えられます。
また、これまでなかなかお話できなかったことをお話していただくことで、カタルシス(精神の浄化)の体験となる可能性もあります。
ただし、無理にお話いただく必要はありませんし、無理に聞き出すこともありません。
もしこのような会を必要とされている方がいらっしゃれば、どうぞお問い合わせ先までご連絡ください。
なお、秘密は厳守されますので、どうぞご安心ください。
お問い合わせ: alpha@hughawaii.com
自死遺族の方々にとっては、このような会に参加することにも、きっと大変な勇気が要ることと思います。
そして、このような場でお話をすることにも大きな不安を抱かれることと存じます。
私も自死遺族ですが、もし初めてこのような会に参加するとしたら、当日どのようなことが行われるのかとても不安ですし、きっと躊躇してしまうのではないかと思います。
そこで、自死遺族限定の集いというのはどのような会になるのか、基本的なルールをお示しさせていただきますね。
アルファの会@東京においても、Hug Hawaiiの会員規則(当日ご説明いたします)と、原則以下にお示しするルールに基づいて進行する予定です。
●当日は、匿名、ニックネームでのご参加もOKとします。
●他人のことではなく、自分のことを話します。
●お話したくない時には無理に話す必要はなく、パスができます。他の方のお話を聞くだけの参加でも OK です。
●この場でお互いに話した内容は、決して外部に持ち出さず、他のところでは話さないことを約束し 、全員のプライバシーを尊重します。
●他の参加者のお話を評価したり、批判やアドバイスをしたりすることは控えます。 お互いに、言いっぱなし、聞きっぱなしの姿勢をとります。
●布教や営業、政治活動などはお断りします。
●本会は当事者同士による自助グループですので、個人的なご相談や専門的な支援の求めには応じることができません。
●今後も全員が安心してお話しできるような安全な場となるように、全員が会員規則、基本的なルールを守っていきます。
参考:NPO法人グリーフサポートリンク <全国自死遺族総合支援センター>、2015、死別の悲しみに寄り添う~自死遺族のつどいのすすめ方~、p.6
アルファの会@東京はまだ始まったばかりですので、今後ご参加者の皆さまと共に会を育てて参りたいと考えております。
今後とも皆さまのご理解とご協力をどうぞ宜しくお願い致します。
私ごとですが、この度大学院の修論研究に対する大学の倫理審査が無事に下りまして、正式に自死遺族の方々へのインタビュー調査を行わせていただくこととなりました。
修論研究では、自死遺族の方々の生き方をテーマとしているのですが、それに伴いまして、私自身も自死遺族であること、自死遺族としてどのように生きてきたのかをお話する機会が増えて参りました。
正直を申しますと、初めは自死遺族であることを公表したり、自死遺族としてどのように生きてきたかをお話することはどこか怖くて、躊躇しているようなところがありました。
今でも自死遺族であることを誰かに告白する時は、なぜかちょっぴり緊張してしまいます。きっと告白される側のお相手の方も反応に困るのだろうなー、という推察に基づいているからだと思うのですけれど。
しかしながら、アルファの会@東京や修論研究を通じて、徐々に私自身の経験をお話するうちに、残念ながら自死してしまった愛する家族を以前より身近に感じるようになり、今では共に活動しているような感じがしています。
故人との関係性が変化してきた、とでもいいましょうか。不思議なものですね。
私はそれを嬉しく思っています。
日本では、残念ながら未だ自死や自死遺族に対する差別や偏見があるのが現実です。
したがって、どうしても自死遺族が自分の話をするのはためらわれるのです。
ただ、自死遺族の会のような場や機会を得て、当事者同士でお話してみると、案外いろいろなことを話すことができるようです。(私の場合)
カタルシス(精神の浄化)体験にもなっているのだと思います。
そして、自分は話さなくても、同じ自死遺族の方のお話を聴いているだけでも、何か共感したり、思うことが出てくるかもしれません。
そこで、アルファの会@東京でも、先ずは私の経験や悲嘆をお話したいと思っていますので、まだご自分のお話が出来ない方や、当事者の話を聞いてみたいと思われる方のご参加をお待ち申し上げております。
また、アルファの会@東京へのご参加が難しい方は、全国各地で同じような自死遺族の会が開かれていますので、インターネットで検索してみるとよろしいかと存じます。
まだ悲嘆が深くて絶望と悲しみのどん底にいる時には、きっと外出することも、人と会うことも、ましてや自分の話をすることなんて、到底できないと拝察いたします。
私もそうでした。自死による死別体験から数か月は、生ける屍のようでした。
無理をする必要はないと私は思います。時には望んだ孤独や孤立も必要ではないでしょうか。少なくとも、私には必要でした。
ただ、もし誰かに話してみたい、思いを吐き出してみたい、と思うような時があれば、まずいわゆる自助グループといわれる当事者同士の会に参加してみるのも一つの方法でしょう。勿論専門的な支援が必要な場合には、専門家にご相談するのが宜しいですね。
誰かに助けてもらいたい時に、「助けてほしい」と言えることと、そのような場や機会を知っておく、あるいはその情報にたどり着ける、という選択肢があることは、とても大切なことだと私は思います。
アルファの会@東京も、そんな場や機会の選択肢の一つになることを願っております。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
Thanks,
Chigusa