なんだか寒暖差が激しい季節ですね。
体調を崩している方も多いようですので、皆さまご自愛くださいませ。
皆さまごきげんよう。
ふだんは馬車移動が多い千草です。
突然ですが、今日は学会のご案内からスタートです。
詳しくは、研究室のブログに書きました。
↓
研究室のブログ記事にも書いた通り、今年は母校が主催校です。
が、憧れの本キャン(早稲田キャンパス)内での開催です。
いくつか関連の学会会員になっていますが、母校が大会主催校になるのは稀なことなので、貴重な機会になることでしょう。
これまで色々な学会に参加してきましたが、主にフィールドワーク(旅行兼観光)を楽しみにしているので(ヲイヲイ)、本学会については現地でのご当地グルメや温泉に期待できないのが残念です。
今まで参加した学会の中では、道後温泉(の近所の会場)で開催された学会が最高でした!
本大会では事務局としてのお手伝いと一般演題発表(密かに公表)で参加しますので、全日程を通して会場にいる予定です。
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
ところで。
そもそも緩和医療学・臨床死生学って、いったい何!?と思われている方も多いと思います。
特に、私が研究に取り組んでいる「臨床死生学」は、そもそもどんな学問なのか全くわからないし?死って文字が入ってるけど怖くね?or怪しくね?とか思うのが普通だと思われます。
確かに新しい学問ですし、とっつきにくい感じがするのもよーく分かります。
しかしながら、致死率100%の私たち人間にとって、死は避けられないことですし、普遍的なテーマのはずなんですよね、実際のところ。
ところが死って怖いし、重いし、考えたくないし、等などのイメージが先行するので、どうしても避けられがちな話題であることも事実です。
すべての人に関係する死生にまつわることを通じて、「肯定的につながる」「肯定的に伝えていく」(←指導教員のご教示です)ことを考える学問として、私はとても面白いと感じています。
死を面白いと感じるって頭がおかしいんじゃないの!?って思われるかもしれませんが、死にまつわることからさかのぼって、死ぬまでどのように生きていくか?という生きていく方にフォーカスを当ててみると、いろいろ面白いことが考えられるということだと私は捉えています。
テキスト 臨床死生学: 日常生活における「生と死」の向き合い方
- 作者: 臨床死生学テキスト編集委員会
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2014/06/12
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(↑このテキストは講義でも使用することがあります。回し者ではありません。w)
もちろん状況やテーマはシビアですが、人ってシビアなことを乗り越えて再生して生きてぬいていく力を本来もっていると思うのです。
というのも、私が臨床死生学を学ぼうと思ったきっかけは、家族のうちの二人が別の時期に別の理由で急逝してしまったことに端を発しています。
まぁ結構壮絶な経験でしたけれど、お陰様で私は今も無事に生きぬいています。
このあたりのことは、また改めて書いていきますね。
そういうわけで、もし臨床死生学や緩和医療学に少しでもご興味がある方は、一度本学会に足を運んでみるのも宜しいかもしれません。
会場でお待ち申し上げております。
Thanks,
Chigusa