thousandgrass’s fields

一日一生の毎日を。

TV番組で語られる死生のことと対話の場と機会。

皆さま、ごきげんよう

 

今日は早速なのですが、近頃TV番組を通じて死生のことを考える機会が増えています。

普段某TV局の番組は絶対に見ない(諸事情と理由があって信用していない)私にしては大変珍しく、以下の二つの番組を観ました。

 

www.nhk.or.jp

↑最初の記事ではリンク先を間違ってしまいましたので、差し替えました💦(10/1)

hh.pid.nhk.or.jp

 

やはりどちらの番組も私個人的には懐疑的な目で見てしまいましたが、良くも悪くも興味深くはありました。

 

NHKドキュメンタリー - ありのままの最期 末期がんの“看取(みと)り医師” 死までの450日

については、院ゼミでも話題にのぼりまして、緩和医療の描き方とか、緩和医療のあり方について話し合ったりしました。

私個人的には、番組内で何度か出てきた「理想的な死」というキーワードがとても気になりました。

「理想的な死」なんてあるのでしょうか?死に理想を求められるのでしょうか?

「理想的な死」が仮にあるのだとしたら、「理想的ではない死」があるのでしょうか?

もしかすると「穏やかな死」とか「穏やかな最期」というのも同じことかもしれませんね。

 

NHKネットクラブ 番組詳細(新世代が解く!ニッポンのジレンマ「死生観のジレンマ~今、死ぬということ。~」)

については、若い世代が死生について何を考えているのか、その一端を垣間見ることができて、なかなか面白かったです。

みんなそれぞれ、死に対していろいろな考え方があるものですね。その類似点とか相違点を考えていて、もっと多くの人の話を聞いてみたいと思いました。

 

 

そして、過去の記事でも書いたように、

thousandgrass.hatenablog.com

死生についての対話というものをやってみたいと強く思いました。

NHKネットクラブ 番組詳細(新世代が解く!ニッポンのジレンマ「死生観のジレンマ~今、死ぬということ。~」)

自体がいわば対話であったと捉えることもできますが。

 

上記のように、TV番組で語られるような死生のことについて、何を思って何を考えたか、自由に対話ができるような場と機会があれば面白いと思うのですよ。

 

「対話」とはなんぞや?ということを考える必要はあるのですが、とにかくいろんな人と、死生やあの世この世についての様々なことを、喧々諤々しながら意見を交わしてみたいな、ということになりますかね。

 

きっと面白くなると思うのですよ。きっとみんな考えていることが大きく違うから。

全く違うことを考えている人の話を聞くのって面白いですよね。

そして、意見の違う人が寄り集まって、ああでもない、こうでもない、とカオス状態になるところから対話が始まるのじゃないか、とも思ったりします。

 

そんな面白そうな機会と場を提供できるように、お仲間と共に準備を進めていきます。

準備が整い次第、ここでもご案内したいと思っていますので、乞うご期待です。

 

たまには某TV局の番組を観てみて、そんな面白そうなことに考えを巡らせる秋なのでした。某TV局の番組もたまには役立つものなんですね。w

 

Thanks,

Chigusa