皆さま、ごきげんよう。
台風が猛威をふるっているようですね。大きな自然災害に繋がらないことを祈ります。
さて、修論研究も佳境に入ってきました。
そんな中、心が折れそうな出来事がちょいちょい起こっています。まぁ実際にはもう何度か折れましたけれども💦
修論生である以上、苦労することは分かっていましたが、それでもシンドイ時はシンドイものですね。
なんか上手くいかないことがあって大きく凹んだ日に、比較的大きなお買い物をしてしまったことがあって、自分が「ストレスを発散していること」に気づきました。
ストレスをストレスであると自分で認識できた事は良かったと思うのですけれど、結構メンタルが弱りそうなんですよね、修論執筆って。
そこで、学会会場の書籍コーナーでタイトルを見て軽く衝撃を受けた書籍のことを思い出して、購入してみました。
え?自分のこと!?と思うのは私だけではないはずのこの挑戦的なタイトル。
読んでみると、今まで誰も教えてくれなかった(気がする)大切なことが書かれていました。
論文執筆のお作法やテクニック的なことも大いに役立ちそうですが、それよりも
「何のためにあなたは論文を書くのか、明確な答えがあるか?」(pp.8-9)
「論文を書くことはあなたの人生にとって無駄ではないと言い切れるか?」(pp.10-11)
「論文作成の大部分は『単純作業』だと認識しているか?」(pp.20-21)
(佐藤雅昭、2016、『なぜあなたは論文が書けないのか』、メディカルレビュー社)
という問いと解説を読んで、 私が修論を書く意味やモチベーション、時間の使い方を考え直す良い機会になりました。
幸いにして、何のために私は論文を書いているのか?という明確な答えが私にはありますし、論文を書くことは私の人生にとって無駄ではないと言い切れるので、必ず目標に到達するという決意を新たにしました。
そして、大部分が単純作業であると捉えられるのであれば、あとは淡々と進めるだけだと、焦りも少しは軽減出来た気がします。まぁ焦りますけどね。
なぜ私はまだ修論が思ったように書けないのか、について痛いところを突かれたような気がして、薄々理解できました。この時期に本書を読んでみて良かったです。
本書は医学系の英語論文を書くことが念頭に置かれていますが、他にも論文執筆のためのポイントが研究者&査読者の視点から分かり易くまとめられています。
私のような初めての修論生にとっては良書と言えるのではないでしょうか。
しかし論文執筆もお仕事と同様にトライ→エラー→立て直しの連続ですね。
これからもきっと心が折れることはあるでしょう。
いや、間違いなく何度もあるでしょう。嗚呼、シンドイ。
それでも諦めずに何度でもやり直す粘り強さと、しなやかさを諦めないでいようと思います。
特に、指導教員から何を言われようと、研究や論文執筆はあくまで人生のほんの一部に過ぎないことを忘れないでいたいと思います!
それと、たまの息抜きは必須だと思ってます。←ココ最重要
というわけで、全国の修論生のみなさま、ご一緒に最後まであきらめずに修士課程の修了を目指して、この冬を健康第一で乗り切ってまいりましょう。
Thanks,
Chigusa