thousandgrass’s fields

一日一生の毎日を。

修論は長丁場の独りプロジェクトだということ。

皆さま、ごきげんよう

寒い日が続いていますね。私は寒さが苦手なんですが、皆さまもどうぞ温かくしてご自愛くださいませね。

 

さて、この度無事に修士論文を提出することができました。

前日に指導教員から有難い最後のダメ出しをいただき、急遽(ご存知の方にはお馴染みの)所パーに泊まり込むことにしましたが、なんとかOKをいただき、無事に提出の運びとなりました。

聞くところによると、大学に泊まり込むことにしていた修論生もいらっしゃるようですし、当日にも指導教員の確認待ちで歯がゆい思いをされた方もおいでのようですが、お互いにまずは提出できて、今はホッとしているところではないかと思います。

まずはお互いにここまでお疲れ様でした!

 

修論提出に際して、まずは調査にご協力いただきました研究参加者の皆さまに心より厚く御礼申し上げます。

修論の謝辞にも記述させていただきましたが、本研究は研究参加者の皆さまのご理解とご協力無しには決して成立しませんでした。本当にありがとうございました。

 

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皆さまの大変貴重な語りは一旦修士論文という形でまとめさせていただきましたが、今後学術誌への投稿という形で社会へ還元していくことで、ご恩返しをさせていただきたいと考えています。どうかもうしばらくお待ちくださいませ。

 

無事に提出ができて先ずは一安心しましたが、来月上旬の公開審査会を経て、中旬の最終提出まで、あと少し最後まで諦めずに粘り強く取り組んでいきたいと思います。

 

全てが終わったら、修論研究や修論執筆について思うことを書いてみたいと思いますが、それにしても、ここまで本当に長かった~💦というのが、いま現在の感想です。

修論って、長丁場なんですよね。しかも、ご指導やご協力は得られるものの基本的には独りプロジェクト。そしてプロマネは自分。基本的には始めから最後まで自分主導でやるしかありません。

お仕事でもこんなに長期間、独りプロジェクトを回すことはありません。

 

文献を読みまくって、研究テーマを決めて、修論計画を立てて研究計画を書き、倫理審査委員会用の申請書を書いて不備は修正して審査を受け、承認が下りてはじめて研究をスタートして、調査の段取りをして調査を行い、文字起しして分析して結果をまとめてみて、学会発表して、分析結果を指導教員から突っ込まれ、1回マヂ泣きして分析をやり直したらプチブレークスルー?があり、修論の論旨を組み立てて、本文を書きまくり、引用文献を正しく記述して推敲と加筆修正を繰り返して、もうどこで終わっていいのかよく分からなくなり、要旨を書いて、自分では納得がいっても前日にダメ出しをいただき、泊まり込み、メールの返信を待ち続け、OKをいただいたらひたすら印刷し、とじ込んでようやく提出に至り、これから口頭試問を経て、ご指摘やご指導に対して加筆修正をして最終提出の見込み。

 

はぁ長い。こうして過程を書き出してみると、まぁよくやってきたと自分で自分を褒めてあげたいです。世の中の修士号、博士号ホルダーの皆さまを本気で尊敬します。

私は正直何度もシンドイ時がありましたし、気が付くと「修論 辛い」とかネット検索していたりして(修論生あるあるらしいw)、途中マヂで病んでしまうんじゃないかと思いました。

私が何より辛かったのが、長期間にわたって終わりが見えなかったことでしょうか。ゴールはわかっているけれど、いつまでたってもそれが見えないというのはシンドイものです。本当に早く終わりたいと、ずーっと思っていました。

 

集中力と持久力と瞬発力が必要。

修論は長丁場の独りプロジェクトだということは、そういうことなんですね。

 

それでもまずはここまでたどり着けたのは、勿論研究参加者の皆さまの存在が一番のモチベーションだったのですが、院女子の仲間や研究室の学友の存在が大きかったです。あ、指導教員、指導担当者の先生にも感謝していますけどね。

 

研究室の学友には何度愚痴をこぼし(🍺にお付き合いいただき)、シンドイ思いを聞いてもらって励ましてもらったか分かりませんし、院女子仲間とは戦友のように励まし合ったことで随分と救われました。月並みかもしれませんが、仲間の存在は本当に大きいものです。

基本的には独りプロジェクトだけど、独りじゃないと思えることで本気で病まずに済みましたので、この場で声を大にして御礼申し上げたいです。

本当にありがとうございます!!!

 

長丁場の独りプロジェクトの最後のゴールまで あと少し、もうちょっとお付き合いいただければ嬉しいです。

きっとこの経験が人生においても貴重で有意義だったと、1か月後には思えるようになることを願って、最後までやり抜きます。

そして、今年のお正月は、旧正月でお祝いすることにします!

 

Thanks,

Chigusa