thousandgrass’s fields

一日一生の毎日を。

ア・フュー・グッドメンであること

皆さま、ごきげんよう

 

気が付けば5月もおしまいですね。

6月は梅雨の季節ですが、雨降りは苦手なので夏が待ち遠しいです。

一年のなかで、夏だけ短い気がするのは気のせいですか?単に私が季節は夏とそれ以外しかないと思っているからでしょうか。

春・夏・秋・夏ならいいのに。要するに、冬は無くてもいいのにと思っている次第です。

 

さて、このところアメフト関連のニュースが尽きないですね。

私もアメフトを観るのは大好きで、今回の騒動は非常に残念です。

 

一連の騒動を見ていて、ずっとどこかで見たことがあるなーという既視感を抱いていました。

それは、↓コチラ↓の映画。  

ア・フュー・グッドメン [Blu-ray]

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私はこの映画(というよりむしろトム)が好きで何度も観ているのですが、一連の騒動と構造や命令系統と人間関係が良く似ていると思います。

映画では海軍基地と軍事法廷が舞台ですが、絶対的な権力を持つ大佐が命令を出したことを認めるのか、命令に従うべき兵士はどう行動したのか等、登場人物と行動を置き換えて観てみると、一連の騒動に当てはまるなぁと思っていました。

 

本作の最大の見どころは、終盤の軍事法廷でのトムと大佐の迫真のやりとり(怒鳴り合い)と、最後の兵士の発言と態度です。

特に、最後の加害側の兵士が述べる言葉には心が震えました。

a few good men であるとは、そういうことなのだろうなと。

ご興味のある方は、是非ご覧になってみてくださいね。 

 

くわえて、とある勉強会で哲学を通した対話についての本を読んだのですが、 

この中で「正義」についての対話が出てきます。

 

たとえば、「誰も見ていなかったとしても正義を成せるか」というようなこと。

 

さらには、ロード・オブ・ザ・リングの最後の方の重要な場面でも、誘惑に負けてしまうフロドではなくて、サムが最後まで正義や信念を貫くというようなこと。 

 

自分に置き換えてみると、果たしてどう行動するだろうか、a few good menであれるだろうかと考えさせられました。

 

一連の騒動を通じて、多くの人がいろいろなことを考えたと思います。

決して他人事ではないと感じた方も多いのではないでしょうか。

批判は簡単ですが、じゃあ自分はどうなのか?と考える良い機会になったかもしれませんね。

 

どうしても ア・フュー・グッドメンのことが頭から離れず、つれづれに書いてみました。

おしまい。

 

Thanks,

Chigusa