皆さま、ごきげんよう。
寒い日が続いていますね。インフルエンザも猛威を振るっているようです。
私もここ数週間は体調を崩してしまい、未だにシンドイ日々が続いています。いくつかのお約束もキャンセルしてしまいました。ご関係の皆さま、大変申し訳ありません。
幸いインフルエンザは陰性でしたが、引き続き自己管理はしっかりしていきたいと思います。
皆さまもどうぞお気をつけくださいませね。
さて、修士論文の公開審査会が無事に終了いたしました。
当日まで体調不良が続いていて、発表よりも遠いキャンパスまでたどり着けるかどうかが唯一の気がかりでしたが、多くの学友の応援を得てなんとか無事に審査会を終えることができました。
無事に発表を終えることができたのは、何より学友のみんなが審査会の場で応援してくれていたお陰でした。本当に心強かったです。ありがとうございます!
そして重ね重ね、研究参加者の皆さまには心より厚く御礼申し上げます。
審査会の口頭試問では、有難いことに主査・副査の先生がたから概ね建設的なご意見ご指摘をたくさん賜りまして、今後の課題として出来ることは沢山あることが分かりました。
学位審査というと正直ビビってしまうし、副査の先生がたの反応も怖かったのですが、あくまで研究と論文をより良いものにしようとしてくださるいわば味方なのだと思えば、ご指摘やコメントも本当に有難いものでした。
それは、まだ分からないことが多いということ、もっと知りたいことが沢山あるということでした。
この1年は正直シンドイ日々でしたが、マズイことに研究が面白くなってきてしまったかもしれません。未だ分からないことを解明していくというのはとても面白い行為です。
研究は巨人の肩の上に立つとも言われるように、先人たちが積み重ねてきた研究を前提として、新たな発見、解明をして引き続き考えて続けていくことだと思います。
そして、世の中をほんのちょっとずつ良くしていくことなんじゃないかと個人的には考えています。
要するに、先行研究も自分の研究も、小さな一歩ずつの積み重ねなのだということ。
多くの時間と労力をかけたとしても、その成果はほんの大海の一滴にすぎないかもしれないけれど、その積み重ねをしていくことで、世の中をほんのちょっとずつ良くしていくことを諦めない姿勢っていうのかな。
私の中では、薄いティッシュペーパーを一枚づつ積み重ねていく感じかな。いつかティッシュボックスに入れて誰かの手に届けられる日が来るといいなぁと思っています。
私は修論研究で自死遺族の質的研究に取り組みましたが、その結果としてまだまだ知りたいこと、研究してみたいことが沢山出てきてしまいました。
そんなわけで、このまま無事に修士課程を修了できれば、来年度からは博士後期課程へ進学して更に研究を続けていくことを見込んでいます。
博士号は「足の裏の米粒」って言われてるそうなんですが・・・。
この1年あんなに苦しくてやっと終わりが見えたのに、これからまたそれを繰り返すのかと思うと、もしかしてわたしアホなのかな・・・?と思わなくはないですが。w
研究を面白いと思えるうちは、満足するまでチャレンジしてみたいと思っています。
その前に、春休みを存分に満喫するぞー!
Thanks,
おまけ
本キャンパスでは全身像
山の中のキャンパスでは胸像
という違いね。