thousandgrass’s fields

一日一生の毎日を。

ILC(国際リニアコライダー)ってなんですか?

皆さま、ごきげんよう

新年度、新学期が始まってからなんだかもう随分経ってしまいました。

 

いろいろ書きたいことがあるのですが、今日は最近知った面白い話題を。

 

ILC(国際リニアコライダーって知っていますか?

私は今まで全く知らなかったのですが、とあるご縁でILC Supporters発足の発表会に参加させていただきました。

 

発表会のことは報道されていますのでご覧になった方もいるかもしれません。

www.jiji.com

 

国際リニアコライダー計画については私が説明するよりも↓コチラを。

aaa-sentan.org

 

このILC計画を応援していきましょうというのが、ILC Supporters発足の主旨です

ilcsupporters.jp

 

その一部を転載させていただきますと

宇宙誕生の瞬間「ビッグバン」を再現するリニアコライダー

宇宙のナゾを解き明かす突破口となる実験装置が「リニアコライダー」です。
全長約30キロメートルに及ぶトンネルのなかで、光速に加速された電子とその反物質である陽電子のビームを正面からぶつけると、その超高密度のエネルギーの衝突の中に「宇宙の誕生から1兆分の1秒の世界」が再現されることは世界の物理学者たちの共通認識となっています。
つまり、リニアコライダー計画とは、約140億年前に起こった宇宙創生̶̶ビッグバンの瞬間をこの地上で再現しようという実験なのです。
現在、素粒子と宇宙の最新の研究では、これまで真空だと思われていた宇宙空間にはヒッグス粒子ダークマターダークエネルギーといった未知のエネルギーと物質が満ちていることがわかってきました。
さらに4次元を超える時空の存在も示唆されています。それらの正体が解明されると、わたしたちの世界の常識は一変します。

 

というわけで、正直正しい理解は難しいところですが、何やらロマンを感じる面白そうな試みだなというのは感じられるのではないでしょうか。

日本はこのILCを建設する最有力候補地となっているそうで、その誘致のために応援していきましょう!という活動です。

そのためには理解、周知が必要ということで、より多くの人がSupportersになることが期待されています。

 

 

ところで。

実は私も以前から素粒子とか量子力学に興味を持っておりました。

特に、「シュレーディンガーの猫」のお話が面白くて、大好きなんです。

 

youtu.be

 

そこでよく話題にするのが

「死んでいない」

ということばの意味。

死んではいない(生きている) のか 死んでしまって今はもういない(死んでいる) のか、その可能性が重なり合っているということを表しているように思うのです。

 

そして、更に興味深いのが観測することによって振る舞いを変える電子のお話。

不可思議なことが多くてなんだかワクワクします。

 

youtu.be

 

素人にはなんとも不思議なお話ですが、人が観察する、たとえば思いを馳せる、思考することによって、物事や出来事の行方が変わるのかもしれない、ということは感覚的に何となく理解できるような気がしませんか。

始めから出来ないと思っていればきっと出来ないし、出来ると思っていれば出来る可能性がある。とか、信じるものは救われる、みたいなことに通じるのではないでしょうか。

そんな人の思考や希望についてのお話はなかなか面白いですよね。

 

しかし世の中まだ分からないことだらけなんですね。

私はいま大学院で主に臨床死生学の研究をしていますが、それこそ人間科学なんてまだまだ分かっていないことだらけだし、人間に対して「分かる」という意味もよく分からないのかも?しれないですが。

知らんけど、って話です。w

 

いずれにしても、人知を結集してみんなで何かを解き明かしていこうという試みはとても面白いものです。

私もILC計画を応援したいと思います。

 

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お土産をいただきました。

ありがとうございました!

 

Thanks,

Chigusa